速球の投げ方1

松坂大輔とか、ちょっと前であれば与田剛、その前には小松辰夫、他に伊良部秀樹、アメリカであればランディー・ジョンソンなど、速球を投げ込む投手＝球界のエースといえるでしょう。

なかでも、純粋に直球スピードだけで計った、ホントに速い投手といえば、小松辰夫・与田剛と伊良部秀樹じゃないのかなあ・・・と思います。

松坂大輔や江川卓の場合、純粋に直球スピードで計れば、大した数字は出ていません。ただ、彼らの球速が、実際以上に速く感じるのは、その球の重さという表現がされますけど、独特の球の癖いあると言われています。松坂の持ち球は通称・ジャイロ・ボールと言われていて、ストーンと変化が加えられて落ちてしまう性質が時々あるみたいです。それに＋＠ｆで、時に見せるシンカーで通常の直球が、打者には増幅して速く感じさせるものがあるみたいです。

江川卓の場合は、もっとも速かった時代が高校時代とされ、ノーヒットノーランや完全試合の記録でも、他者の追随を許さない威容を誇っていますけど、プロでは、経験した打者によると、その速球は威力が半減までいかなくても、かなり遅くなったと言います。実際には、最後の全力投球のために、手を抜いて投げていたのかもしれませんけどね。